行政書士試験 ぜひ読んでおきたい本

行政書士試験は、法律の入門資格の試験ですが、おもしろい試験です。よく大学の法学部の定期試験や公務員試験になぞられます。試験委員にも、大学の有名教授がならび、あたかも司法試験の入門編の様相です。そのレベルをとらえての対策ができるかがポイントなのです。 試験の合格の秘訣はその特徴・特質に応じた対策をとることです。 定評のある法学部のテキストに目を通しておきましょう。そのままが出題されたことさえあります。

芦部信喜「憲法」」(東京大学出版会)

内田貴「民法ⅠⅡⅢⅣ」(東京大学出版会)

原田尚彦「行政法要論」(学陽書房)の三著作は特にお薦めです。

これらの本の基本の基本こそがこの試験の対策につながります。

試験はそれほどのものではありません。6割を正解すれば堂々の合格だからです。半分にも近い、4割も間違っても合格できるのですから大したものではありません。

それなのに、なぜか、あっちの基礎講座、こっちの基礎講座と渡り歩いて、いつまでも合格しない受験生が意外と多いのです。この試験は、いわゆるリーガルマインドを持ち合わせているかどうかの試験だと理解し、そのための対策をとることが、合格が一気に近づく試験だと、わたくしはアドバイスし、指導しています。

法律の基本の基本、法学の常識が試されているのです。見た目の低い合格率に惑わされることはありません。常識、基礎の基礎の知識を確実に習得すれば確実に合格できます。過去問を何問もするよりも、これらの本の本当に幹ともいうべき、基本の部分を理解することが合格の一番の近道なのです。

因みに、わたくしは,これらのテキストをさらっと読み、法学検定3級の行政コースを受け、行政書士の過去問は一問もせずに、一発合格しています。当日、試験開始には間に合いましたが、所用のため少々遅刻し、また、3問ほど解答できなかったのにです。

一度、腕試しに挑戦してください。もちろん、初回相談、初回指導無料です。

行政書士については、不動産法律セミナー2009年3月号から9月号まで(東京法経学院)に「行政書士試験合格後の話」として7回にわたって連載を書いています。